速報◆3日午前11時25分、ロンドンの広場、ピカデリー・サーカスに、ロンドン市内で初となる信号機が導入される。十数人の警察官による誘導と、8本の信号機による赤、緑の点滅の両方により、交通整理がおこなわれる。 =百年前新聞社 (1926/08/03)
百年前新聞
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今は1926年、大正15年。今の1円は、100年後の1700円くらい。外為レートは現在1ドル=2.3円。通知をONにするとリアルタイムでニュースをお届けします。 本家: twitter.com/100nen_
速報◆3日、オランダ領東インド(インドネシア)のバリ島、キンタマーニ高原にあるバトゥール山が、噴火する。ふもとの村を焼くが、住民は全員避難して無事。ヒンドゥー教のウルン・ダヌ・バトゥール寺院は、門の目の前で溶岩が止まり被害を免れる。1917年の噴火のときにも門の前で溶岩が止まっており、住民は吉兆と考える。 =百年前新聞社 (1926/08/03) ▼キンタマーニ通り沿いにそびえるウルン・ダヌ・バトゥール寺院の門を飲み込もうとして止まった溶岩
速報◆3日、メキシコで、「クリステロ戦争」が勃発する。反カトリック法の「カジェス法」に反発する農民らが団結し、事実上の内戦に突入する。グアダルーペ聖母教会には武装教徒400人が立てこもり、政府軍と銃撃戦を展開。18名が死亡、40名が負傷する。 =百年前新聞社 (1926/08/03)
速報◆3日、イタリアのムッソリーニ首相が、「有益ではない」と見なされるパレードや式典を禁止する。 =百年前新聞社 (1926/08/03)
速報◆3日、カリフォルニア州で、伝道師エイミー・マクファーソンの裁判の調査が始まる。1か月間の失踪を「誘拐された」と説明するマクファーソン側に対し、検察は不倫を隠すための自作自演の疑いがあると主張する。 =百年前新聞社 (1926/08/03) ▼右手前が調査の指揮を執るエイザ・キーズ検事
速報◆3日、オーストリア出身の経済学者、ヨーゼフ・シュンペーター(43)(ボン大学)が、妻子を亡くす。昨年結婚した妻アニー(23)は妊娠中で、頻繁にひどい出血を繰り返し、危険な状態にあったが出産を望んだ。子を産むと同時に死亡し、それと同時に生まれたばかりの男児も死亡する。6月末には母親も亡くなっており、わずか1か月余りで家族全員を亡くす。悲しみに暮れたシュンペーターは、残された妻の日記を書き写すことで、何とか心の平穏を保とうとする。 =百年前新聞社 (1926/08/03)
文化◆3日、ラジオ放送で、ハエの駆除について啓蒙の番組が放送される。東京帝国大学伝染病研究所の山田信一郎(43)が、「はへの駆除法」と題して75分間の『通俗科学講座』を担当し、ハエはチフスの感染源であるから市民総出で駆除してほしいと語る。 =百年前新聞社 (1926/08/03)
速報◆2日、ソ連で、赤軍が使う制帽「ブジョノフカ」に縫い付けられていた布製の五芒星が廃止される。代わって、金属製のマークを直接取り付けることとなる。 =百年前新聞社 (1926/08/02) ▼赤軍の「ブジョノフカ」
速報◆2日、中国・四川省の涪陵(ふりょう)で、日清汽船の「雲陽丸」が中国兵から銃撃を受け、日本の乗組員3名が負傷する。四川軍閥の軍人、楊森(よう・しん)の兵士たちが無賃乗船を繰り返すため、その拠点である万県(ばんけん)などへの寄港を取りやめた。これに中国兵が怒り、銃撃を加えたもの。日本側が厳重に抗議する。 =百年前新聞社 (1926/08/02)
経済◆2日、イタリアが、緊縮財政政策を実施する。貧困対策と貿易赤字の是正が目的。精白小麦粉を使った菓子類の販売が禁止される。 =百年前新聞社 (1926/08/02)
速報◆2日、エーゲ海の公海上で、フランスの郵便船「ローチュス号」と、トルコの石炭船「ボス・クルト号」が衝突する。「ボス・クルト号は」沈没し、8名が死亡する。「ローチュス号」は生存者10名を救出し、目的地のイスタンブルに入港するが、トルコ警察は船長らを殺人容疑で逮捕する。しかし、公海上の事故であることから、フランス側が抗議。大きな問題となる。 =百年前新聞社 (1926/08/02)
速報◆2日、ポーランドで憲法改正。大統領はいつでも上院・下院を解散できる一方、議会は自ら解散することはできない。また、大統領は予算の制定のほか、法律と同じ効力を持つ布告を発することができる。大統領の権限が大幅に強化あsれ、「五月革命」に成功したユゼフ・ピウスツキを大統領に就任させるための道筋をつける。 =百年前新聞社 (1926/08/02)
速報◆1日、神奈川県の三浦半島沖に、城ヶ島(じょうがしま)灯台が再建される。関東大震災で倒壊し、コンクリート造りで工事が進められていた。 =百年前新聞社 (1926/08/01) ▼城ヶ島灯台
速報◆1日、梶井基次郎(25)が、同人誌「青空」18号に、『ある心の風景』を発表する。基次郎は5年前に女を知り自分を「堕落した」と感じていたが、それから遊廓に何度も通うようになり、落第して罪悪感に悩まされてきた。作品に自身の葛藤を取り入れつつ、主人公は「朝鮮の鈴」の美しい音で心を癒す。作中の「視ること、それはもうなにかなのだ。自分の魂の一部分或ひは全部がそれに乗り移ることなのだ」の一節が有名。 =百年前新聞社 (1926/08/01) 関連記事: https://x.com/100nen_/status/1449699400670920706
速報◆1日、陸軍の広島湾要塞が廃止される。日清戦争後に建設が始まり、日露戦争前に完成した。大分県と愛媛県の間に豊予要塞が完成したため、不要になった。 =百年前新聞社 (1926/08/01)
気象◆1日、東京の高田町の若い女性が、暑さでやられてしまい、発狂する。警察官が声をかけたが返答が要領を得ず、警察で保護する。今日、東京の最高気温は前日より5度も高い、36.4度を記録した。 =百年前新聞社 (1926/08/01)
速報◆1日、スペインのバルセロナで、独裁者ミゲル・プリモ・デ・リベラ(56)に対する暗殺未遂事件が発生する。自動車に乗るリベラに向けて短剣が投げつけられ、頭をかすめた。犯人は逮捕される。 =百年前新聞社 (1926/08/01)
速報◆1日、フランスの画家、シャルル・アマブル・ルノワール、没。65歳(誕生:1860/10/22)。ウィリアム・ブーグローに師事し、アカデミックな神話画、宗教画を描いた。 =百年前新聞社 (1926/08/01) ▼『サッフォーの死』
文化◆1日、上海で、開明書店が創立される。編集者の章錫琛(しょう・せきちん)が、自宅に設立した。若者の啓蒙と教育のため啓発本や教科書、参考書の販売をおこない、人気を集める。 =百年前新聞社 (1926/08/01)
訃報◆1日、イギリスの作家、イズレイル・ザングウィル、没。62歳(誕生:1864/1/21)。ユダヤ人の父のもとに生まれ、ユダヤ人国家の建設に向けて運動を続けた。1908年、アメリカの社会を戯曲『メルティング・ポット』で表現し、民族間の分断のない社会への希望を描いて、「人種のるつぼ」の言葉を生み出した。そのほか推理小説も手がけ、史上初の密室殺人を扱った『ビッグ・ボウの殺人』を書いた。 =百年前新聞社 (1926/08/01) ▼戯曲『メルティング・ポット』のプログラム表紙
速報◆1日、大阪市中央公会堂で、「全日本無産青年同盟」が結成される。日本労働組合評議会、全国水平社、日本農民組合、各大学の社会科学研究会などから青年らが集まる。兵役の短縮、満18歳以上の選挙権・被選挙権の獲得などを訴える。 =百年前新聞社 (1926/08/01)
文化◆1日、日本領朝鮮のソプラノ歌手、尹心悳(ユン・シムドク)(29)が、ヨシフ・イヴァノヴィチ作曲の『ドナウ川のさざなみ』に歌詞をつけた『死の賛美』を録音する。 =百年前新聞社 (1926/08/01)
速報◆1日、東京日日新聞が、「幸運の手紙」について記事を掲載する。自分に届いた手紙を書き写して9人に送らないと不幸せになるというもの。 200名以上に送った大蔵省専売局の長官・今北策之助など、関わった60名以上が警察から厳重注意を受けたと報じる。 =百年前新聞社 (1926/08/01) ▼東京日日新聞の記事(本日付)。「イヤハヤ、これはこれは罪作りな『幸運の手紙』 ヤンキーのいたづらがたたって今北専売局長始め……名士連六十余名にお灸」と題する。
経済◆31日、イタリアのムッソリーニ首相が、ナポリ銀行、シチリア銀行の紙幣発行権を停止する。イタリア銀行が紙幣発行権を独占する目的。 =百年前新聞社 (1926/07/31)
経済◆31日、フランスの下院が、ポアンカレ首相の増税案を承認する。賛成295票、反対188票。計画によれば、1926年度は25億フラン、1927年度は90億フランの税収を見込み、経済の破綻を防ぐ。ポアンカレ首相は、可決が遅れれば1600万フランの損失が出ると警告して承認を促した。 =百年前新聞社 (1926/07/31)
速報◆31日、メキシコのプルタルコ・カジェス大統領による、いわゆる「カジェス法」が施行される。カトリック教会を国家の制限下に置き、規則に反した場合の具体的な罰則を定める。公の場で聖職者の服を着た場合、500ペソ(250ドル相当)もの高額の罰金刑に処せられ、政府を批判した聖職者は5年以下の懲役刑とする。また、すべての教会財産は国家のものとなる。民衆が大きく反発して暴動が発生し、3名が死亡、50名以上が逮捕される。 =百年前新聞社 (1926/07/31)