林史也✍️『煙たい話』📚❼巻

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Fumiya Hayashi/転載加工AI学習禁止/✍COMIC熱帯にて『煙たい話』連載中→ http://comicnettai.com/book/9 /📚単行本『煙たい話』❼巻〜・『世襲制トライアングル』上下巻/☎作品・書籍等に関するお問い合わせは各編集部へ 🔗各種リンクまとめ→ https://lit.link/fuhit0be NO WAR

自分の想像力の不足、知ることを蔑ろにしてきた狡さ、知って懸命に考えたつもりでなお残るエゴイズム、この期に及んで許されたいという卑しさの全てに毎日打ちのめされているけど、せめてこれらから逃げないことしか、もう

何か大変なことが起きてその時には心を寄せても、ある程度時間が経つと「もう終わったことだ」と思いたくなるものなのだと思う でも本当は何もかも終わることなんかなくて、世界で癒えることのないものが積み重なっていくのを全て抱えて生きていかなくちゃいけないのかもしれない

物語が進む中で一番変化していくのは武田だと思っているんですが(人間1年生だから)、未だ「怒り」は獲得していないように見えるので、この先彼が本当に「怒る」時が来るのか、みたいなことは考える 来る気もするし来ない気もする どっちも想像できる

もちろんそれだけで何かが即座に解決することはないんだけど、「自分も誰かを傷つけているのかもしれない」ということを受け入れて、あらゆる事態において頭の片隅に置くことではじめて変わっていくものがあるんじゃないかと、思っています

全ての人がそうだとは思わないけど、社会的に相対的に優位にある人がその優位性を奪われたくないがために誰かを貶めたり馬鹿にしたり無関心を装って笑う光景を見る度に吐きそうになる 私もまた誰かに対して優位性を振り翳しているんだろうと思うと

「物事の良い面を見て、そうして幸せに感謝できる人こそが優れている」みたいな考え方の前で、今はずっとメンチを切っている 与えられたものへの感謝は大切だけれど、物事の悪い面から目を背けて忘れるのは 違うよそれは 遠回しに必要な抵抗を捩じ伏せるの

こんなにも国外のものでありとあらゆるものを賄っておきながら人は排除したいというその矛盾や歪みには目をつぶってしまうのだろうか 何かあったらあんなにもお見舞いや支援を差し出してくれる国々を仮想敵として武器を買い込んで、違和感がないのだろうか

私自身心が痛むものや受け入れ難いもの、「なんとなく嫌」なものから目を逸らす性質がずっとあるけれど、あまりにも極端な否定や拒絶や固執を見かけるととても なぜ?と思ってしまう ひとりのこらずこの国から外部の人を追い出して、それで本当に全てが良くなると思っているのだろうか 本気で?

もちろん情報知って読もうと思うこともあるのですが、店頭での出会いと偶然に賭けているので、ただ惹かれて、あるいは今必要かもしれないと手に取った本を、あとで誰かや別の書店さんがおすすめしていたりするのを見てハワワ!となるのが好き