Meme-Meme

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瀰瀰 miːm miːm。辞書沼、文字沼、活字沼。圕。維基人(Wikipedian)。自転車活用推進研究会。 https://twitter.com/Meme_Meme_

公式出版日まで1週間あるはずだけど、《辭書研究》2026年第5期の目次が中國知網で公開されていた。 意外なことに現代漢語大詞典に関する論文・記事は見当たらない。学者が大現漢を論じるのはもう少しあとになるのだろうか。まあ5冊本だし。 まず読みたいと思ったのは以下の2本。 社區詞的詞彙研究 : 以香港中文“定當”爲例 / 鄧思穎(香港中文大學中國語言及文學系) 內地出版港澳辭書的關鍵問題和解決路徑 / 黃攀偉, 周煜(北京大學中文系 人民教育出版社 課程教材研究所)

大現漢お迎えチェックと称して、現代漢語大詞典の気になる興味深い項目を見ているが、実に面白い。こんなに夢中になった辞書はいつ以来だろうか。專科辭典(≒ことてん)まで含めればここでもたびたび触れた《辭書學辭典》(楊祖希、徐慶凱主編. — 上海 : 学林出版社, 1992)以来3年ぶりということになるが、一般的な語文詞典(ことばてん)だともはや思い出せない。大現漢は地域特有の語彙を〈方〉ラベルだけで済ませず、香港・台湾の語彙も取り込んだ中国では珍しい辞書なので、これまで活躍の機会にあまり恵まれなかった《全球華語大詞典》など入手済み辞書との比較も楽しく、それらの再評価が進んでいる。

神保町・神田すずらん通りの斜向かい対決に注目している。といっても内山書店✕東方書店ではない。あの2軒は同業ではあるけれど、自店にない本を他方にあるかもしれないと案内し合う関係でもある。今週中に結果が出るだろうから、その時詳しく書こうと思う。つまりきょうは結果が出ていない。

ここのところ読みたい本が急に積み上がってしまっている。8月というのは出版点数はそれほど多くない印象なのだけど、いろいろの巡り合わせである。

神保町で《現代漢語大詞典》(大現漢)を見ていたら、じっくり腰を据えてこの辞書のチェックポイントいろいろを見ていきたくなってしまった。しかし東京・横浜都市圏のオープンな国公立図書館にはまだこれが入っていないのだ。それで時々怖い考えが脳裡をよぎる。

こういうつらい時期にこの本を迎えられ、とても救いになった。思った以上に凝った本で夢中になって読んでいる。企画展終了までに伝えられていた事柄もさらに深掘りされている。手彫り時代の活字について知識を整理するのによく、種字彫刻師を起点とした優れたレファレンスツールでもある。

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活字の種をつくった人々 : わずか2ミリの活字のもと〝種字〟を手彫りした彫刻師たち / 雪朱里 著 ; 池田晶紀, 池ノ谷侑花 写真 ; セキ サトコ イラスト. — 東京 : 水鈴社, 2026.8. — 239 p ; 21 cm. — ISBN 978-4-910576-09-1 : ¥3200

活字の種をつくった人々 : わずか2ミリの活字のもと〝種字〟を手彫りした彫刻師たち / 雪朱里 著 ; 池田晶紀, 池ノ谷侑花 写真 ; セキ サトコ イラスト. — 東京 : 水鈴社, 2026.8. — 239 p ; 21 cm. — ISBN 978-4-910576-09-1 : ¥3200

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《辭書研究》2026年第4期の目次が先ほど公開されたのだけど、巻頭の特集は「“佛經音義研究”專輯」だった。現代漢語大詞典についてはその次の中國社會科學院語言研究所/辭書編纂研究中心の範文傑、張定による「《現代漢語大詞典》的編纂理念、學術價值與時代意蘊」1篇のみ。大きめの辞書なのでこれは第一報なのだろうけど。「語義韻視域下ChatGPT與人工編寫的詞條釋義對比——以漢語學習詞典爲例」「民國時期漢語辭書的現代化變革與轉型」も面白そう。

ChatGPTとGeminiに同じ質問をして比較したり、何かと両論併記したがるGoogle検索AIモードに軌道修正をさせ当方の望む回答に誘導したりして遊んでいる。

きのうは7月14日ということで、久米宏「一九四四年生まれの長男宏」『私の戦後80年、そしてこれからのために』(岩波書店, 2025.12)を読み返した。 〈一年後、小学校の入学手続きで区役所から帰ってきた母は、「静江、宏! ふたりの誕生日逆だったわ!」僕はこの日から七月十四日生まれになり、静江姉さんは十七日生まれになった。〉

ChatGPTは辞書学探究系の話題、Google系は時事系中心の雑多な話題という役割分担ができてきた。Google系では辞書学や語言文字系の話題でわりあいつまずきやすい傾向が観察されたのでいつの間にかこうなった。Google系で遊ぶときには、最初に提示してきた答えをひっくり返すようなことをすることが多い。ある実在の自称ジャーナリストの問題行動について、AIモードは架空の人物をでっち上げてそいつの仕業と言い張ったけれど、Geminiは架空の人物についてそんな人は知らないという。あれは一体何なのだろう。

東京の中国書籍専門書店には《新華字典》第13版が昨7月10日一斉に入荷した。供給ルートが同じなのだろう。しかし販売価格はぱっと見ばらつきが見られる。

新華字典第13版Appは相変わらずメール認証を受け付けるようになっていないので、冊子体とAppの連携について海外(少なくとも日本)では置いてきぼりを食っている。

新华字典 : 附二维码 / 中国社会科学院语言研究所 编修. — 第13版. — 北京 : 商务印书馆, 2026.3. — 125, 698 p ; 15 cm. — ISBN 978-7-100-26185-2 : CN¥29.90

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さっき東方書店から《新華字典》第13版入荷の報せを受け取った。本当にApp版の閲覧より先に冊子体を手にすることになった(神保町に向かう数駅の間にAppが更新されて認証が通る、ということがない限り)。

App Storeに《新華字典》第13版Appの更新版がなかなか来ないため、まだどういう変化があったのか把握できない。 中国の辞書AppにはSMSが受信可能な電話番号を要求するものがある。語文詞典(コトバテン)と百科の中間の綜合性辭典と分類される《辭海》Appがこれに該当し、このほど用意した第2電話番号を登録して支払いを済ませ使い始めた。 《新華字典》第13版Appも電話番号を要求するのだが、面倒なプルダウンメニューからRの位置にある「日本 81」を選び、電話番号を入力して、人間の証明パズル認証を経ても即座に「发送验证码失败 (認証コードの送信に失敗しました)」とのエラーで先に進めない。

最近は毎日何かしらChatGPTに中国辞書学関聯の質問をして、これが考えを整理するノートのような機能を担いつつある。副作用として、何かというと辞書学と結びつけようとする回答をよこすようになった。

川島明の辞書で呑む公式辞典 / テレビ東京「川島明の辞書で呑む」制作班, 三省堂 監修. — 東京 : KADOKAWA, 2026.7. — 183 p ; 21 cm. — ISBN 978-4-04-116951-3 : ¥2500

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词典学100核心概念与关键术语 / 章宜华 编著. — 北京 : 清华大学出版社, 2024.12. — 13, 301 p ; 23 cm. — (外国语言文学核心概念与关键术语丛书). — ISBN 978-7-302-65136-9 : CN¥98.00 金曜日に入荷の連絡を受け、すぐ買いに行った。中国の辞書学用語を解説した事典のような本。この本を日本の図書館が所蔵している例はまだないようだ。

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