室町言葉bot
@muromachi-bot.bsky.social
旧ツイッター(現X)の室町言葉botから移ってきました。約400年前の日本語の話し言葉が分かる資料から、1時間に1回つぶやきます。中の人は @august-5.bsky.social です。
トモカゥモヅキン(ともかうも頭巾)上の方もあいている頭巾で、あいている所の双方から頭にかぶれるようになっているもの。(日葡辞書)
ナマヅイショウ(生追従)まだ追従をするのが巧みでない人の言う追従。「生追従を言ふ」すぐさまそれと分かるような追従を言う。(日葡辞書)
それがしは相撲を取ったことはござなし、身共を取って打ちつけまらするほどに、転ぶまいと存じて、あの掛字へ取り付いてござれば、あのごとく裂けてござる。(虎明本「附子」)
それがしは相撲を取ったことはござなし、身共を取って打ちつけまらするほどに、転ぶまいと存じて、あの掛字へ取り付いてござれば、あのごとく裂けてござる。(虎明本「附子」)
まことに身共ばかり飲うでもすまぬ。いや、思い致いた、わごりょ汲んで身共が後ろにもたせておいて飲ましめ。(虎明本「棒縛り」)
ムシロバライ(筵払い)穀物を量るために筵にあけて、(量った)そのあとに残っている米、小麦、大麦などであって、量る人に与えられるもの。(日葡辞書)
清盛の御一家の人々とさへ言へば、公家武家ともに面を向かへ、肩を並ぶる人もござなかった。清盛の小舅に時忠の卿と申す人がござったが、この一門でない人はみな人非人ぢゃと申された。(天草版平家物語)
シノビ(忍び)戦争の際に、状況をさぐるために、夜、または、こっそりと隠れて城内へよじ上ったり陣営内に入ったりする間諜。「忍びをする」上述のように探索をするために入り込む。「忍びが入った」間諜が入り込んだ。(日葡辞書)
【懺悔録とは】スペイン人のドミニコ会宣教師ディエゴ・コリャード(1589?~1641)の著作。1619年から3年間日本で布教してヨーロッパに戻り、1632年、ローマで「懺悔録」を刊行しました。日本人キリシタンの懺悔(=告解、confession)の形で、17世紀初めの日本語が記されています。
ヒモドリ(日戻り)その日の中に帰ること。この語は普通、海路を通る旅行に用いられる。それは、Cayeru(かへる)という語は、また船(fune)の転覆することをも意味するので、ゼンチョ(gentios 異教徒)はこの語を口にするのを恐れるからである。(日葡辞書)
オトナ、オトナゴト(大人、大人事)天然痘。「大人事をする」天然痘にかかる。(日葡辞書) ※中の人補足:フロイスは「日欧文化比較」で、日本にはあばたのある者や、天然痘で失明した者が多いと記している。
メッキメッキト(めっきめっきと)副詞。激しい風のために家が震動する時に立てる音の形容、あるいは、何か木を折る際に立てる音などの形容。「普請めっきめっきと道がいく」工事が目に見えてどんどんはかどる。(日葡辞書)
「もはやそれは、あとのことじゃ。そう言わいで、こしらえてくれさしめ」「まず身共に談合もあそばさいで、そのようなことを迂闊にお受けを申すものか。わらわは知りまらせぬぞ」(虎明本「ひげやぐら」)
日本の言葉とイストリアを習い知らんと欲する人のために世話に和らげたる、平家の物語。(天草版平家物語 Feiqe no monogatari)
メイワク(迷惑)苦悩、あるいは、心を痛めること。例、「迷惑千万なり」この上ない悩みと苦しみを感ずる。(日葡辞書)
イトコニ(従子煮)日本人が種々のものを混ぜ合わせて作る料理の一種。下(Ximo)では集め煮と言う。(日葡辞書)
ナゴシノハライ(名越の祓)病気が起こらないようにと、ゼンチョ(gentios 異教徒)が迷信的な行事を行なうのに用いるある種の弓。(日葡辞書)