品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)

@shinadayu.bsky.social

小説、エッセイ、ウェブライター、漫画、オモコロ。 https://shinadayu.com/

アマミヤ先生は4年前に告知漫画で「なにがヤンマガブランドですかぁあ! こんな下品な漫画の集合体に権威なんかありませぇえええん! エログロ反社作品ばっかでモラル最悪なんだからこれ以上傷ついたって大して変わりませんよぉおおお!!」と言っていた。

Xは世界の縮図であり、Xで問題になっていることは世界的に大問題で、Xでよく見る話題はだからこそいま最も優先的に論じるべきテーマである、というような価値観を内面化している人が立場を問わず多すぎるなと思う。もちろんそんな人が多すぎる場所は、Xに限られている。

合わなそうな漫画ってだいたい序盤でわかるからめちゃくちゃ苦手なタイプの漫画ってそもそも知らないことがほとんどだし、雑誌がなくなって電子漫画の流れはそれを加速するだろう、と思ってたけど、『みいちゃん』については読んだ上でかなり否定的に見てるっぽい人がたくさんいるように見えるのはどういうことなんだろう。私は最初の何話かしか読んでないんだけど。

ちいかわの主人公はやっぱりちいかわで、ハチワレは、1つ~数ヶ月くらい年上の友だちを象徴化したような存在に思える。ちいかわが発話しないのは未就学児童くらいの自我を反映していて、その手前にいる子の気持ちを先回りして言葉にしてあげる、少しだけ年上の子の振る舞いだ。

軽犯罪法の第四条には「第四条 この法律の適用にあたつては、国民の権利を不当に侵害しないように留意し、その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあつてはならない。」ってあるけど、こういう念押しみたいな文言が書かれていることが実際的に意味を持ちうる、ということがなんだか不思議に思える。ルールを拡大解釈して都合よく使うなよ、とルールに書いてあったとして、それを都合よく解釈することもまた可能なはずなのに、実際には何かこれが牽制として効力を発揮している。