コーネリアス新作『Refractions』。ジャーマンロックのフィルターを通し磨き抜かれた小山田流ミニマルファンクの躍動感が印象的。精神的にも元気に回復されている感じが伝わってきて、一安心ですね。 しかし『Point』から続く、コーネリアスの21世紀様式も、すでに四半世紀… album.link/i/6797753208
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様々なジャンルの音楽と、その歴史に関心があります。 ▼私を構成する42枚 https://bsky.app/profile/tkmttkmt.bsky.social/post/3kktapyqujf2h
坂本龍一:「ブレッソンの映画は時間の流れを無視したアバンギャルドなだけの実験映画とはずいぶん違う。後者はあくまで知的な実験にとどまってしまうが、僕は自分の音楽がもっと人の深奥に届いてほしいと思うのだ。 音楽と映画、表現方法は違えど、僕にとってブレッソンのスタティックな表現はひとつのお手本となっている」
坂本龍一:「歴史を描くとき、人は普通、時間という線上に点の楔を打つような思考に陥りがちだが、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)は楔を打ち込むのではなく、歴史に翻弄される人々の日常の時間をそのまま取り出そうとする。 人々の日常から歴史が見えてくる」
坂本龍一:「侯孝賢(ホウ・シャオシェン)の映画のスタイルについては、あらためて僕が言うまでもない。 説明がない、省略も多い、長回しが多くカメラはあまり動かない。そして僕の最も好きな点は、ペースが極めてゆっくりであること。事件も起こらないし、事件どころか何も起こらないこともある」
夏休みにリバイバル上映されることも少なくないエドワード・ヤン『ヤンヤン 夏の思い出』。 直前の『カップルズ』『カップルズ』の狂騒的な都市のスピード感とはうって変わって、静かな空気が漂う遺作らしい一本ですね。台湾の家族三代の日常を描きながら、普遍的でグローバルな共感を誘う物語に。
サマソニでアナウンスされた来年のRadioheadの来日公演、さすがにTLも盛り上がっていますね。 私の場合、近年はむしろThe Smile『Wall of Eyes』『Cutouts』の楽曲構成のおもしろさの方に耳がいっていて。Radioheadの音楽にも、The Smileでの実験のフィードバックがあればいいなと思っています。
ホウ・シャオシェン『冬冬(トントン)の夏休み』とエドワード・ヤン『ヤンヤン 夏の思い出』は、この時期カップリングでリバイバル上映されることも。 前者は84年の台湾ニューシネマの草分け的作品で、後者は2000年のエドワード・ヤンの遺作。前者には、ヤンが俳優として客演もしていて、ややこしい。
高校時代から音楽を聴き始め、過去にもジミ・ヘンドリックス、ロバート・ジョンソン、ジョン・コルトレーン、ドビュッシー、バッハなど…「ここが自分の最終到達点だろう!」と思うような瞬間は、何度もあったのですが。 流れ流れて、結局、ドローンやアンビエントにたどり着くとは予想もしなかった…
ロベール・ブレッソンのフィルモグラフィは、ロシア文学を下敷きにしたものがとても多いのが印象的。 ドストエフスキーでいえば『白夜』や『やさしい女』の映画化はじめ、『スリ』は『罪と罰』、『バルタザールどこへ行く』は『白痴』がベース。そして『ラルジャン』はトルストイ『にせ利札』が原作。
私自身は、特に何者でもない人間ですが。でも、SNSをきっかけにした坂本龍一さんとの14年間の交流を通じて、ある意味、もう自己実現を果たしてしまったなと。人生で最良の時期だったかもしれません。 そして、あの日々には二度と戻れないという思いで、坂本さんが遺した言葉を追い続けています。
演劇的な手垢のついた演技を嫌い、職業俳優ではなく、素人を積極的に起用したロベール・ブレッソン。 しかし『スリ』のマリカ・グリーンや『バルタザールどこへ行く』のアンヌ・ヴィアゼムスキーのように、ブレッソン映画への出演を機に職業俳優を志す人が出てくるのは、なんともおもしろいですよね。
これだけ伏線回収やら答え合わせの考察にみんながこだわる世の中では、ミケランジェロ・アントニオーニ『欲望』のように、まったく伏線回収せずに観る者を放りだすような映画は貴重かもですね。 まるで事件解決の最終ページが切り取られたミステリー小説のよう。モヤモヤを超えて、ある意味爽快です。
絶版につき、近所の図書館の世界文学全集を借りて、コツコツ読んでいたアンドレ・ジイド『贋金つくり』。 とても良かったので、岩波文庫版の古本で入手して手元に置いておくことに。ジイドのキャリアの中でも重要作だと思いますので、ぜひ復刊や新訳をお願いしたいところです。
濱口竜介:「この本は「映画監督のノート」なわけですから、元々はブレッソン自身のための、とことんパーソナルな文章の集積なんですよね。それを我々は気前よく見せてもらっているだけで(笑)。なので、ブレッソン以外の人、はたまた映画以外の職業の人にどれほど一般性があるかと言われると難しい。ただ、「身体」や「感覚」に興味がある人には、十分興味深いことが書かれていると思います」 realsound.jp/book/2026/08...
濱口竜介が『シネマトグラフ覚書』を写経する理由「ブレッソンの思考自体に無視していいものは一つもない」
濱口竜介監督がブレッソンの『シネマトグラフ覚書』を語る。現代の映像環境を踏まえた演技論や独自の「本読み」、最新作に影響を与えた思考と映画の真理を紐解く
realsound.jp
濱口竜介:「そもそも演技には普段言わない言葉を言うっていう無理があるわけです。なのでせめて、その言葉が記憶の引き出しの一番手前にあるような状況に短期的にしておく必要がある。本読みによって普段使っている言葉の状態と、キャラクターが使っている言葉の条件をできるだけ近づかせておく。そうすると、普段の自分の身体の状態でセリフが言える、こともある」 realsound.jp/book/2026/08...
濱口竜介が『シネマトグラフ覚書』を写経する理由「ブレッソンの思考自体に無視していいものは一つもない」
濱口竜介監督がブレッソンの『シネマトグラフ覚書』を語る。現代の映像環境を踏まえた演技論や独自の「本読み」、最新作に影響を与えた思考と映画の真理を紐解く
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濱口竜介:「現代はもはや誰もがカメラを向けられて、演技をした経験があるでしょう。誰もが映像とは何かを知っている。誰もが「モデル」よりは「俳優」に近い状態とも言える。そうなると、そもそもブレッソンの考えるような純粋なモデルとの共同作業としての<シネマトグラフ>は、もはや不可能なのかもしれないですよね。濁ったものがすべて<シネマ>だと思えば、我々はもはや<シネマ>でやっていくしかないのかもしれない」 realsound.jp/book/2026/08...
濱口竜介が『シネマトグラフ覚書』を写経する理由「ブレッソンの思考自体に無視していいものは一つもない」
濱口竜介監督がブレッソンの『シネマトグラフ覚書』を語る。現代の映像環境を踏まえた演技論や独自の「本読み」、最新作に影響を与えた思考と映画の真理を紐解く
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濱口竜介:「ブレッソンが〈シネマ〉を忌み嫌ったのは、おそらくは映画撮影という行為自体に、常に〈シネマ〉=演劇の撮影行為へと転んでしまうリスクが含まれていることへの警戒心からだと思います。それにぶち当たった試行錯誤の結果が、これら四〇〇余りの断章になっている。映画監督の誰もが真似する必要はまったくないと思っていますが、ブレッソンの思考自体に無視していいものは一つもないとは思います」 realsound.jp/book/2026/08...
濱口竜介が『シネマトグラフ覚書』を写経する理由「ブレッソンの思考自体に無視していいものは一つもない」
濱口竜介監督がブレッソンの『シネマトグラフ覚書』を語る。現代の映像環境を踏まえた演技論や独自の「本読み」、最新作に影響を与えた思考と映画の真理を紐解く
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濱口竜介監督がブレッソン『シネマトグラフ覚書』を写経してしまうという気持ち分かります。私もXで写経してました笑 ↓ "映画監督の濱口竜介が自身の「バイブル」であり写経するほど読み込んできたという、ロベール・ブレッソンの名著『シネマトグラフ覚書』を深く紐解く" realsound.jp/book/2026/08...
濱口竜介が『シネマトグラフ覚書』を写経する理由「ブレッソンの思考自体に無視していいものは一つもない」
濱口竜介監督がブレッソンの『シネマトグラフ覚書』を語る。現代の映像環境を踏まえた演技論や独自の「本読み」、最新作に影響を与えた思考と映画の真理を紐解く
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Chihei Hatakeyamaのライフワーク的なアンビエントシリーズの最新作『Void XXIX』が配信開始。このシリーズ、ずっと聴き続けていますが、毎回素晴らしいのです。 再来週には大阪梅田で、伊達伯欣とのユニットOpitopeのライブもあるようで。行こうかどうしようかと考え中です。 album.link/i/6798971695
世間的には「モヤモヤがのこる映画は嫌い」「スッキリしたい」という方も多いのではと。でも、モヤモヤの原因の疑問や異和感こそが大切で。 他人の考察や言語化に乗っかってインスタントにスッキリした気分になるというのはもったいない。それよりも、ご自身の中のモヤモヤを大切にしてほしいです。
映画、文学、音楽、アート…私の場合は触れた後に「モヤモヤ」が残る作品たちが大好き。モヤモヤとした疑問や異和感が残らない作品は、触れる価値がないとすら。できれば、死ぬまでモヤモヤさせてほしい。 来週からリバイバル上映のミケランジェロ・アントニオーニなんて「モヤモヤの巨匠」ですね。
世間的には「モヤモヤがのこる映画は嫌い」「スッキリしたい」という方も多いのではと。でも、モヤモヤの原因の疑問や異和感こそが大切で。 他人の考察や言語化に乗っかってインスタントにスッキリした気分になるというのはもったいない。それよりも、ご自身の中のモヤモヤを大切にしてほしいです。
映画、文学、音楽、アート…私の場合は触れた後に「モヤモヤ」が残る作品たちが大好き。モヤモヤとした疑問や異和感が残らない作品は、触れる価値がないとすら。できれば、死ぬまでモヤモヤさせてほしい。 来週からリバイバル上映のミケランジェロ・アントニオーニなんて「モヤモヤの巨匠」ですね。
映画を2〜3時間観たぐらいでスッキリ分かる「真理」なんて、たかだか知れていると思います。 映画、文学、音楽、アート…私が求めているのはインスタントな考察が導く「正解」などではなく、一生かかっても解けない「謎」ですね。
映画、文学、音楽、アート…私の場合は触れた後に「モヤモヤ」が残る作品たちが大好き。モヤモヤとした疑問や異和感が残らない作品は、触れる価値がないとすら。できれば、死ぬまでモヤモヤさせてほしい。 来週からリバイバル上映のミケランジェロ・アントニオーニなんて「モヤモヤの巨匠」ですね。
映画、文学、音楽、アート…私の場合は触れた後に「モヤモヤ」が残る作品たちが大好き。モヤモヤとした疑問や異和感が残らない作品は、触れる価値がないとすら。できれば、死ぬまでモヤモヤさせてほしい。 来週からリバイバル上映のミケランジェロ・アントニオーニなんて「モヤモヤの巨匠」ですね。
今日はU-NEXTで、ヨアキム・トリアー監督『センチメンタル・バリュー』を。この歳になると親子の物語には、いろいろと身につまされるものがあります。 映画監督である主人公の父グスダヴの語る映画哲学は、なかなか魅力的で。彼の作品を全編観てみたいという気にさせますね。 video-share.unext.jp/video/title/...
7月のアルバム再生回数ランキングは、こんな感じに。 Kassel Jaegerの新作『Sub Re』は、我ながらよく聴きましたね。これは年間ベストにも間違いなく入るでしょう。あと、Stephen O'Malley『Avaeken』はリリース前なのに、期待を込めて先行曲をヘビロテしていました。
「誰でもやれるスリーコードのロックンロール」みたいな言い回しをよく聞くのですが。そもそも使うコードが少なければ、それは「易しい音楽」と言えるのでしょうか? その論法で言えばワンコードの曲は、もっと易しいはずですが。一つのコードだけで曲を成立させるのは、恐ろしく難しいと思いますよ。
「自分が何をやっているのか君自身にもわからず、かつ君がしているそのことこそが最善のことである場合 まさにそれだ、霊感とは」 (ロベール・ブレッソン『シネマトグラフ覚書』)
「音楽によってとりあえず何とか体裁を取りつくろっている映画が、どれほど沢山あることか! 彼らは映画を音楽漬けにしてしまう。 これらの映像がまるで中身の空っぽなものであるという事実に、観客の眼が向かないようにしてしまうのだ」 (ロベール・ブレッソン『シネマトグラフ覚書』)
内田光子によるベートーヴェンの後期ピアノソナタのライヴ録音。昨年10月のサントリーホールでの録音ですが、素晴らしいです。 20年前に第30番〜32番のソナタのスタジオ録音を出した際、「私は、この3曲をひと続きの大きな楽曲と捉えている」と話しておられたのが印象的で。 album.link/i/6766494436
ロベール・ブレッソン『スリ』。 主人公ミシェルが語る「聡明で天才的な人物は社会に必要である。ゆえにその人物が不遇な場合は法を犯す権利がある」という主張は、ドストエフスキー『罪と罰』から借りられたもの。 しかし、犯すのがスリと強盗殺人とでは、物語の緊迫感は異なる気がしますね。
今夜はロベール・ブレッソン『スリ』。ドストエフスキーにヒントを得た作品とは聞いていましたが、想像以上に『罪と罰』な一本で。原作小説といってもいいぐらい。 ブレッソン独自の虚飾を廃した禁欲的で端正な映像に、生々しい環境音とリュリの典雅なバロック音楽が交錯する様は、まさに古典の風格。