あざらし(青波零也)

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青波零也(あおなみ・れいや)。ウェブの海を泳ぐあざらし。シアワセモノマニアというサークル名で一次創作小説を書いたり、アクセサリー作りの修行をしたり、TRPGをはじめとした各種ゲームをしたりする。FF14ではCarbuncleのNhui'a Mokibaといいます。 自サイト: https://happymonomania.com/ 同人誌: https://store.retro-biz.com/list_o243.html アクセサリー類: https://hpmonomania.base.shop/

潮璃市の警察というか、もっと正確には〈潮溜まり〉における弓張班という集団のお仕事のお話を描きたいな~と思っていて、フラグメントだと描き切れないあれこれをたくさん盛り込んだお話をしたい!

どうして最近ずっと桂と弓張の話をしてるのかというと、今うっすら考えている蜃気楼閣の長めのお話が桂視点の想定だからです。遊撃型でフットワーク軽すぎ班長に振り回される副官(しかも〈市中〉からのお目付け役でもある)。

語彙トレ10月も後半に入ったので11月を確認しに行ったんだけど、11月は10月と逆に風景の描写に関わる言葉が多い感じだ~。燈ちゃんの話が考えやすくなるかもしれません(燈とチアキの文通って結構「季節の移ろい」「今の風景」にまつわるものが多いので)

一次創作紙もの中心オンライン即売会「 #紙本祭 8」に参加します! 10/31~11/1、ピクリエにて開催です。 スペース番号は北マップの「あ7」です。「ア! 七ノヒト!」と覚えやすい配置となっております。 お品書きはこちら。おいおい頒布物の紹介もしていきたいです。 #紙本祭で買えるもの

一次創作紙もの中心オンライン即売会「紙本祭8」の頒布物一覧です。
開催日時:2026/10/31(土)19:00~11/1(日)18:00
開催場所:ピクリエ
当サークルのスペース番号は「あ7」です。

頒布物は以下の3種類。すべて全年齢対象です。
1.〈新刊〉ファンタジー世界のグルメにまつわる300字掌編集『架空美食紀行 ファンタジア・ガストロノミカ』。A5正方形サイズ、550円(税込)。
2.魔法学校の日常を描いた300字掌編集『ウィトルテリア魔法学院』。文庫サイズ、550円(税込)。
3.大正時代のカフェーが舞台のアナログゲーム(ソロジャーナル)『大正喫茶千客万来』。A5サイズ、770円(税込)。

「戻ってくるのが早ぇなおい」 「恩赦ってやつでな。日頃の行いが良ければこんなもんさ」  言ってろ、と吐き捨てた弓張は、ミラーシェード越しに男を睨む。  へらへら笑う男は、IDを持つれっきとした潮璃市民でありながら、〈市中〉と〈潮溜まり〉を行き来し、ものや情報を売り歩く商売人だ。  しかし、同時に蜃気楼閣に数多存在する犯罪組織を繋ぐ危険人物としても知られている。ある組織に絡んだ大規模な詐欺事件を弓張達が突き止め、首謀者の一人として男を逮捕したのが数年前の話。  今もまだ〈市中〉の牢の中だとばかり思っていたが……。 「今度は何企んでやがる」 「人聞き悪ぃな、俺ぁいつだってビジネスをしに来てるのさ」

 トルクアレトは、〈市中〉でも噂として語られている。 〈市中〉の病院に匙を投げられた患者も受け入れる凄腕の闇医者、だとか。〈市中〉で不祥事を起こして追放された医者、だとか。〈市中〉の医療体制が肌に合わず自ら〈潮溜まり〉に移った、だとか。果てには、市立病院で密かに行われている人体実験に反対した結果IDを抹消された、なんて荒唐無稽なものまで。 「で、本当は何故ここで医者を?」 「本人に聞いちゃうの、豪胆よね」 「聞いてみるのはタダなので!」  もちろん、話せないということならこの話はここで終わりです、と言う衣瑠に、トルクアレトは小さく息をつく。 「詳しく話す気はないけど、……最初は、贖罪かしらね」

 進退窮まった、と判断した〈紅喰い〉の行動は早かった。反転し、目の前の空明に飛び掛かる。空明は突き出された腕を警棒で払う。骨の折れる鈍い音。だが、もはや痛みすら感じていないのか、荒事慣れした空明にも読み切れぬ、異様な動きで追いすがらんとして。 「空明、退け」  澄み切った声を聞いた空明は、大きく一歩、斜め後方に退く。  ――銃声。  背後の弓張が放った銃弾は、過つことなく〈紅喰い〉の額に風穴を開け、空明に向けられた腕は力なく空を切り、そのまま地に落ちる。  銃を抜いた弓張を前にして、生き伸びた者は一人しか知らない。ただ、それは「必要以上に相手を痛めつけない」慈悲でもあると、空明は理解している。

「トウマは、結局トルクちゃんをどう思ってるんです?」  今日も何故か詰所のソファを陣取るレイは、傍らで珈琲を啜る弓張を睨む。 「トウマがトルクちゃんのクソデカ乙女心に気づいてないとも思えませんけど」  そりゃあな、と弓張は肩を竦める。トルクアレトの弓張への感情は複雑を極めるが、その中にいつからか混ざる好意には、もちろん気づいている。当人が隠そうとしても、見えてしまうのだから仕方ない。 「トルクアレトもガキじゃねぇんだ。言わない、って決めてるうちは詮索するもんでもねぇだろ」 「トウマって愛は深いけど、方向性が慈愛なんですよね」  レイは呆れながら、アディラが集めたスナック菓子の封を勝手に開ける。

蜃気楼閣はアニメの気持ちも大きいんだけど自分で考えようとするとなぜか診療所のセットだけがあってそこに出入りする役者たちのイメージしか浮かばないの本当にさぁ(だからフラグメントがあんな感じになるのかもしれない)

あざらしは全然演劇詳しくはないんですが、でもなんか見せ方を工夫することで制限された舞台の上を無限の空間にできる可能性があるのがずっと好きだな……になってます。研究室っていう単一の空間から、全ては見えない(Xの観測に依存する)異界を観測する無名夜行とはかなり相性が良さそうだよな~の気持ち

無名夜行って七人でネームド登場人物は固定されるので(ネームド……名前は呼ばれないが……w)、なんならXが異界にいる間は他のメンバーが異界のひとたちの演技をしたってよかったりしてね~! 舞台ってそれが許されるとこが好きかもなぁ

これもかなり舞台演劇的なイメージで書いたやつといえばそうですね。談話室を定点観測する感じの五人の会話劇……(これもジーンの一人称ではあるけど空間のイメージとしてはそう) kakuyomu.jp/works/117735...

談話室の飛ばない探偵たち(青波零也) - カクヨム

暇を持て余す戦闘機乗り、連続猟奇殺人事件を解決しない。

kakuyomu.jp

無名夜行って小説としては「私」の一人称で、「私」はXの視界に注視してるから他を描写する余地ないんだけど、実際にはあの空間には六人いて、それぞれの仕事をしてて~ってとこが舞台だと再現可能なのが大きく……その上でXの身体動作の感じが見せられるのうれしくないですか? あざらしが!