まつきりん

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松樹凛/SF作家。第8回星新一賞優秀賞、第4回百合文芸小説pixiv賞、第12回創元SF短編賞等々。デビュー短編集『射手座の香る夏』発売中。

息子が最近コショコショ話を覚えてきて、マジでどーーーーでもいいこと(あのさ…、エアコンのライトがピカピカ光ってるんだよ?)をコショコショと耳打ちしてくるので、そのたびになんかハチワレを思い出してしまう

バックルームズは都市生活者の映画なので、主人公は何一つ「自分のものを持っていない」し誰とも関係を結べていない。自分を守るために都市に出て孤独を選び、手放したものを金銭によって買い戻す。「金を払っているのだから俺のものだ」という執着。金で雇ったバイトの若者、金で話を聞いてもらうセラピスト、家賃を払っている家、生活費や学費を出している学生の妻。一方で「バックルーム」にあるものは"タダ"であり、そこに安らぎがある。だが、タダであるということは誰のものにもならないということで、そこを理解できなかったことに主人公の悲劇がある。

誰も最奥部に到達できず、そこから出ることもできない。脱出するべき外は存在せず、しかし居場所となる家もない。自由はみせかけの希望に過ぎず、安らぎは都合の良いノスタルジーに過ぎず、結局どちらも手に入らないという話。バケモノは知らん。

居場所を求めてバックルームズの奥へと進んでいく家具屋は、けれど決してそこに到達できない(家賃を払っているのだから俺の家だ、と彼は繰り返し主張するが、家賃を払っているということはつまり彼のものではないということ。だが彼はそのことに気づけない)。他方、窓の外を求め続けたセラピストは、「外のように見える中」に繰り返しぶつかり続ける。彼女の脱出劇は、成功した=外に出たと思った瞬間に裏切られることの繰り返しである。

リミナルスペースSF書いた身としては一応詣でておくか…と思ってバックルームズ観たけど、意外と良かった。中へ中へと入っていく前半の家具屋パートと、外へ外へ出ていこうともがく後半のセラピストパートが綺麗に分かれていた

新作『ぼくらが夕闇を埋めた場所』(双葉社)について松樹凛さんにインタビューした記事がリアルサウンドに掲載されています。日本推理作家協会賞短編部門受賞作を含む、ハイレベルのミステリ短編集です。大学ミス研に在籍していた松樹さんの読書歴についても伺っています。 realsound.jp/book/2026/09...

松樹凛『ぼくらが夕闇を埋めた場所』で仕掛けた“多重解決”の作劇術  「ミステリ読者の期待を良い意味で裏切りたい」

『ぼくらが夕闇を埋めた場所』で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した松樹凛にインタビュー。ミステリの仕掛けや海外文学からの影響、今後の構想に迫る。

realsound.jp

『ぼくらが夕闇を埋めた場所』、本日発売です。(2年半ぶりの新刊…!) 第79回日本推理作家協会賞、『本格王2026』選出作など盛りだくさん。よろしくお願いします!

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朝から寝不足でぐったりする俺「ハァハァ…」 子「パパ、つかれてるのー?」 俺「そうだね…ちょっと疲れてるね…」 子「でもおしごとはちゃんとやってねー(スタスタ)」 😭😭😭

ギア5の問題はバトルでふざけてることじゃなくて、ふざけてるのに全然おもろくないことで、つまり尾田っちがもうギャグを書けなくなってるんじゃないかと思っている

息子に6時とかに起こされたとき、眠すぎたので「なんでそんなに早く起こすの…」と訊いたら、ポカンとした顔で「だってパパとあそぶのたのしすぎるから……」と返ってきて、泣いた