今日の読書会で他の参加者の方もおっしゃっていたけど、ジョアンナ・ラスの「祈り」(Souls)は本当に物語として超絶めちゃくちゃ面白いのでぜひ読んでみてほしい。『フィーメール・マン』で苦手意識を持ってしまった人もこれなら気にいるはず。早川の80年代SF傑作選(下)で読めます。
Sho Sugawara
@klapaucjusz.bsky.social
sociology/ Poland/ Japan/ SciFi/ literature https://researchmap.jp/shosugawara
Bluesky、エコーチェンバーになるほど人がいないという現実。まぁSNSなんてこんなもんでいいんだよ。「日刊『今日はこれに怒れ!!』」という感じで毎日大量の怒りネタが流れてくるTwitterがおかしいんだ
SF短篇読書会終了。ジョアンナ・ラスは(英語が)難しいと聞いていたのでだいぶ身構えて読んだのだけど、今回の作品二篇("When It Changed"と"The Extraordinary Voyage of Amerie Bertrand")はそこまででもなかった(でも『フィーメール・マン』は相当難しいらしい)。積んでるけどどうしようかな。次回はラヴクラフト。
SF短編読書会、Joanna Russの発表終了。Russは今後ももうちょっと読んでみたい気がするが、いかんせん読むと疲れるんだよなあ・・・。Alyxシリーズと、長編もう1冊くらいはいずれ読みたい。
水無瀬駅の長谷川書店さんにて、コンヴィツキ『現代の夢解きの本』およびヴィトリン『地の塩』のトークイベントをします!よろしければぜひ!
noteをはじめてみました。記念すべき第一弾の記事はユゼフ・ヴィトリンの傑作戦争小説『地の塩』の書評です。 note.com/suga_xopowo/...
【書評】ユゼフ・ヴィトリン『地の塩』(田中壮泰訳、松籟社)|The Island of Sho Sugawara and Other Stories
ユゼフ・ヴィトリン『地の塩』田中壮泰訳、松籟社、2026年。 Józef Wittlin, $${\textit{Sól ziemi}}$$, Warszawa, 1935. 20世紀の戦争は、人間を非人間へと変えてしまうひとつの巨大なシステムだった。そのひとつの頂点が第二次世界大戦時のアウシュヴィッツであったことは言を俟たないが、非人間化の無慈悲な機械仕掛けはすでに第一次世界大戦の時から全力...
note.com
アトリエサード様より間瀬純子『イマジペディア』をいただきました!面白そうなので自分で買おうと思っていた矢先だったので感激。ありがとうございます。
しかしRussが日本語に全然翻訳されていない理由がわかったぞ。こんなもんを読まされたらそりゃ翻訳者も出版社も二の足を踏むだろうな、そりゃ。『フィーメール・マン』だけでもよく出たと思うわ。
断続的に読んでは寝落ちし、数日後に再開しようと思ったら内容を忘れてまた後戻りし、そこでまた寝落ちし・・・とやっていたJoanna RussのThe Female Man、ようやく読み終わった。ゼエゼエ。今まで私が読んだ英語の小説の中ではダントツの難易度だった。ちゃんと読めたというよりとりあえず最後までなんとか目を通したと言ったほうがいいかもしれない。いやはや。
こちら、おまけの方は“The Extraordinary Voyages of Amélie Bertrand” という作品を取り上げることにしました!何故かおまけの方が長い作品になってしまいましたが、皆さま予習をよろしくお願いします🙇
来月の「SF短篇読書会」、課題作品はJoanna Russの"When It Changed"です。もう一篇、短いのがおまけに付くかもしれません。
今日の読書会、Gibsonの英語はかなり難しいねと話題だったのだけれど、私は予習していてそんなに難しいという気もしなかったので、あれ、なんでだろう、と不思議だったのだが、今分かった。この頃クッソ難しいJoanna Russばっかりひたすら読んでたからだ!!(笑)マジでRussの文章の難しさは異常。
読書会の課題作品、William Gibson "New Rose Hotel"を読む。面白いけど、かつてはこれが最先端のSFだったんだなあと思うとなんか不思議な気分(作中の日本文化のプレゼンスの大きさも含め)。サイバーパンク風味と日本趣味の装いを剥ぎ取ると驚くほど古典的なファム・ファタルもので、SFとしても特筆すべきアイデアはないように感じるのだが。 あと、「四角いトレイに入ったわさびに寿司をちょんちょんとつけて食う」という珍妙な描写が出てきてちょっとワロタ。わさびじゃなくて醤油ならわかるけど、ギブスンはあれだけ日本趣味を作中に取り入れておいて意外と日本文化にはそこまで詳しくなかったのかな。
もう履くのを諦めていたズボンに足を通してみたら腹のところも全然キツくなくてびっくり!マジかよと思って体重測ったら全盛期よりも9キロ減ってる…酒やめただけでさすがに減りすぎじゃね?心配になってきた。あと、今後デブ人生を歩むつもりで買ったズボンが無駄になった…
沼野充義先生が9月16日の『東京新聞』〈海外文学の森へ〉にてタデウシュ・コンヴィツキ『現代の夢解きの本』の書評を書いてくださっています! 「これは20世紀ポーランドの悪夢を解読する本であるだけでなく、いままさに悪夢のまっただなかにある私たちについての物語としても読める。原著の出版は1963年だが、その意味でまったく古びておらず、現代世界文学の傑作と並べて遜色がない」。 www.tokyo-np.co.jp/article/515581
〈海外文学の森へ〉『現代の夢解きの本』タデウシュ・コンヴィツキ著 現代の悪夢にも通じる(案内人・沼野充義):東京新聞デジタル
コンヴィツキ(1926~2015年)は20世紀後半ポーランドで最も重要な作家の一人。日本ではかつて『ぼくはだれだ』『ポーランド・コンプ...
tokyo-np.co.jp
まあでもなんだかんだ文句言ってるけど楽しめましたよ。わからなかったところをフォローするためにもう一度見に行ってもいいくらい。なにしろ映像美にはもう文句のつけようがないので、それだけでも見る価値はある。
まどマギはとにかくテレビシリーズが完成されすぎていた。「叛逆の物語」も傑作だったがあれはあくまでちゃぶ台のひっくり返し方がすごかったのであって、同じ手は二度と使えない。ちゃぶ台を二度ひっくり返したらそりゃ上に載ってたものが落ちただけの元のちゃぶ台に戻りますよね、としか。
まどマギ映画見たけど何あれ?さっぱり分からんかった。一応ネタバレは避けるけど、なんか堂々巡り感がすごい。映像は今まで見たことがないほどすごいのだが、ひたすらに高揚感に溢れた宗教的な台詞が延々と続くので、なんかめっちゃ金かけた宗教映画見てる気分になった。 15年前は虚淵もシャフトも大好きだったけど、これはさすがに内容に進歩がなさすぎだろう。これなら新エヴァのほうがまだしも農業とかしてるだけましだわ。映画の外でも現実の時間は動いてんねんで!ル・グィンを見習え!!
読書会の課題作品、William Gibson "New Rose Hotel"を読む。面白いけど、かつてはこれが最先端のSFだったんだなあと思うとなんか不思議な気分(作中の日本文化のプレゼンスの大きさも含め)。サイバーパンク風味と日本趣味の装いを剥ぎ取ると驚くほど古典的なファム・ファタルもので、SFとしても特筆すべきアイデアはないように感じるのだが。 あと、「四角いトレイに入ったわさびに寿司をちょんちょんとつけて食う」という珍妙な描写が出てきてちょっとワロタ。わさびじゃなくて醤油ならわかるけど、ギブスンはあれだけ日本趣味を作中に取り入れておいて意外と日本文化にはそこまで詳しくなかったのかな。
10代から20代のころに読んだ駄本、何があったかなあと思う。父親の本棚にあった『超生命ヴァイトン』は駄作だった。あと『ブラッド・ミュージック』とか『夜の翼』とか、あの頃読んだSFは結構くだらないものが多かったな。
たとえば「世界の十大小説」に挑戦してみたり、「世界の名作百選」を順番に読んだりするのは、やはりどこか間違っていると思う。「文学全集」を揃えるのも、筋が悪い。読書の王道は、まず古本屋の100円均一本から始めることだ。駄本を山ほど読む経験を積んでおけば、これは凄いと思う本に出会ったとき、その感動が何倍にも増幅されて、永遠に忘れられないものになる。そのためにも、10代から20代のときには駄本を読んで足腰を鍛えておきたい。
人に自慢できることはさほどないが、間違いなくこれは自慢できる、ということがあるなら、それは「20代の頃につまらない本(小説)を山ほど読んだこと」になるだろう。つまらない本をどれくらい読んでいるかが読書の要諦だからだ。定年退職後の夢の一つは、そういう20代の頃の読書に戻ることだったが、多少知恵がつくとなかなかそういうわけにはいかない。堕落したものだと思う。↓
スタニスワフ・レム顔Tシャツ白黒2枚を、ポーランド・ブック・インスティテュートより、お土産にいただきました。うれしい。今後、人前に出るときの一張羅として活用します。これまでに持っていたのは国書刊行会製レム顔Tシャツと、ポーランドのメーカーNadwyraz社製レム・イラストTシャツの2枚。Nadwyraz社はライセンスを得て、文学者グッズ等を製作・販売しています。残念ながらレム・グッズはすでに完売。 nadwyraz.com/kolekcje-lic...
Gleepsiteはちょっと極端な例だけど、この作品に限らずRussの書く英語ってなんか独特の読みづらさがある気がする。Bluestockingのような筋書きだけ見ればごく単純な作品であっても、文章を読むのにすごく骨が折れる感じ。複数の作品を読んでもなかなか慣れない。かくいう私もさすがにちょっと疲れてきたのでここらで課題作品を決めたい・・・。
Claudeさんから「Russの作品の中でも分かりづらいと言及されることが多い」と紹介された短編「Gleepsite」を読んでみたが、マジで意味がわからんくてワロタ。というか読めない。本来ならこういうのを読書会で検討すべきなのかもしれんけど、さすがに顰蹙買いそう・・・。
ClaudeさんのおすすめにしたがってRussの代表的短編を読み進めているが、The Mystery of a young gentlemanというのが相当手強かった。わからないところを検討するという意味ではこれを読書会で読むという手もあるね。
"Souls"は普通にマジで名作。翻訳もあるらしい(「祈り」とかいう原題とかけはなれたタイトルらしいのでまぎらわしいけど)。
しかしLibrary of AmericaのJoanna Russの年譜によると、Russは40過ぎたくらいで椎間板を損傷したのを皮切りにその後どんどん体調不良が積み重なり、最終的に50代でME/CFSを発症して断筆・大学退職しているらしく、ひええええ・・・となっている。他人事ではないな・・・。
Joanna Russ, "Souls"を読んだ。名作。こう言っちゃ何だが、普通に良い作品。いやあ、いいなあ。